「おどるカツオブシ」 大人が読んだ みんなの声

それはそれは驚いたものです。この動いているものには意思があるのかと思ったほどです。そんな誰にでもある体験が本になっちゃう、っていうのがいいですね。鰹節の思いを描いた本です。ご丁寧に鰹節の心情を綴った歌まであります。笑

カツオブシをテーマにした、とても楽しい絵本でした。
歌まで作成されていて、力が入ってますね。

この絵本を読むまでカツオブシのことを熱心に考えたことがなかったので、とても新鮮でした。
カツオブシをかける料理は、お好み焼きの他には湯豆腐やタコ焼きがありますね。
それらが無性に食べたくなりました。

お好み焼きにはカツオブシがおいしいですね！

お好み名人のお父さん　　生き生きしたお父さんの四角い顔がなぜか目に残るのです

カツオブシが踊るのは感動です！

私も子どもの頃カツオブシが熱いねつに踊るのをじっと見ていたことを思い出します

派手な姿で踊っている　楽しそうに

そして海の中　　カツオは漁師に釣り上げられて　　カツオは刺身やタタキにならなくても・・・　夢がある　　　
カツオブシの夢とは？　　
♪いつかははなさく　夢ぶたい　　いつかははなさく　はなかつお♪
なんがか　いじらしい　カツオブシの歌ですね

そして　カツオブシはお好み焼きにのせられて　おいしく　おいしく　みんなに食べてもらえるのが夢なんですね

お好み食べている家族の目がキラキラ輝いている

カツオブシ　万歳ですね
花かつお　　　お好みにもいいですが　おいしいだしをとるのに欠かせないのです
　　　
「花かつお」はお料理にもなくてはならないぞんざいですね

お好み焼きのカツオブシの踊り・・・
なにか、他の絵本でもあったような・・・

でも、「つきのふね」とか「にんきものの本」シリーズとかの
森さん作品なので
気になり手にとってみました

しかし、インパクトのある力強い絵だなぁ・・・

食べる時の踊りの様子だけでなく
なんと！
カツオがカツオブシになるまでの
経過が！？
これは、また違った切り口できましたね

紅白歌合戦の北島三郎氏の
紙ふぶきを連想させるような
青海苔吹雪！
思わず、拍手したくなります（＾＾ゞ

一緒に踊って
完食！！
美味しく食べることが1番ですね

『DIVE！！』の作者森絵都さんによる絵本。
お好み焼きの上に乗せたカツオブシが踊るような様子を描いた作品ですが、
一種のカツオブシ考となっているところがすごいです。
しかも、さりげなく、平和な家族団欒の様子も描かれます。
カツオブシがユラユラする、その現象は私も初めて見た時はびっくりしましたが、
その感動だけにとどまらず、カツオブシ考にまで発展するのです。
このあたりはなかなか本格的です。
そして、なんと歌詞風に語られます。
ということで、心持ちメロディーを作って読めば雰囲気が出ますね。
絵がかなりインパクトがあるので、その絵のイメージで読めば、
自然とメロディー風に読めると思います。

鰹節の産地で生まれ育ったので、鰹節大好きです。

できたら、削りたての鰹節の香りにまで触れていただきたかった！との思いで★４つにしちゃいました（笑）

お好み焼きに鰹節をのせて、「おどってる」というささやかな楽しみが、こんなに楽しい絵本に仕上がっちゃうなんて、面白いです。
かつおさん、刺身もいいけど鰹節はすごく手間がかかった高級品ともいえる芸術品になるんだから、がっかりしないで！って励ましたくなりました。
「でんせつのあおのりふぶき」にも大笑いです。

子供に読んであげたら、きっと「おかあさん、鉄板焼きしよぉ！」っていいだすだろうな♪

裏表紙に描いてある歌詞？　楽譜つけて〜〜〜★