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きみとぼく(文溪堂)
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「みょうがをたべすぎると、ものわすれをする」という迷信も知らなかった私ですが、私はみょうがを食べなくても、ものわすれをします(笑えないですね)みょうがづくしのお料理、みょうが風呂、布団などよく考えたなあと感心しました。裏表紙まで、「みょうが饅頭 ものわすれ」に、爆笑してしまった私でした。おちが最高に面白かったです!
投稿日:2017/10/27
みょうがを食べると物忘れするという「言われ」を知っている宿屋の夫婦が、客にたくさんみょうがを食べさせて、忘れ物をふんだくろうと、それはそれはすごいみょうがを出します。 枕の中や布団にまでみょうがを入れるという徹底ぶり。 さすがにお客もゆっくりするどころではない。 と、きょうが宿の夫婦はうまくいったとしたり顔でしたが・・・ 最後のオチには笑えますよ〜 お客ももう何が何やらわからなくなってしまったんでしょうね(笑) みょうがの効果はまんざらでもないみたい。
投稿日:2016/05/10
落語にもある昔話の1つです。 この作品を読むより先に昔話で聞いたことがあったのですが、昔話だと、宿のおかみさんは少々がめついけれど、憎めないお茶目な感じのある人なのに、 この作品のおかみさんは、時代劇に登場するようないじわるおばさんに描かれていたので、イメージしていたのと違ってびっくりしました。 冥加宿で出された食事も、今の子たちへの受けを狙ってなのか、原作の昔話からは考えられないものすごく今どきのものがたくさん書かれていました。 それはそれで面白いけど、その品目のせいでお話自体が長くなっているのはちょっとどうかな〜と、思いました。 最後のオチはとっても笑えるので、機会があれば小学校の高学年くらいのお子さんたちに読み聞かせで紹介したいです。
投稿日:2012/08/24
久しぶりに落語絵本シリーズを手にしました。 今回は「みょうが」の言い伝えを利用して、悪だくみをする宿屋の夫婦のお話。 ラストは典型的なオチが待っていて、やっぱりスッキリです。 内容自体はそれほどずば抜けて面白いという感はなかったのですが、 それより何よりみょうがアイテムの多さに驚かされました。 時代設定は昔だと思うのですが、ところどころ今どきアイテムも。 なかでも「みょうがリンスインシャンプー」・・・かなりツボでした。
投稿日:2012/08/25
落語絵本シリーズ。 マイナーな演目のようですが、川端さん自身が中学生の時に聞いて印象に残ったという噺。 ところどころ、脚色はされていますが、笑いのエッセンスは伝わってきます。 宿屋の夫婦の悪だくみの顛末噺。 「みょうがを食べ過ぎると物忘れする」といういわれを基に、 客にみょうがを食べさせて、忘れ物をさせる、という計画。 さあ、みょうがのフルコースが登場します。 料理はもちろんのこと、茶菓子、湯、布団に枕まで。 ここまで来るとあっぱれです。 オチもなかなかだと思うのですが・・・。 子どもたちにはみょうがという食材は馴染みが薄いでしょうから、 これをきっかけに関心を持ってくれるといいですね。
投稿日:2012/07/25
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