きみとぼく(文溪堂)
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さくらというタイトルだけを見て、ウキウキした気持ちでページを開いたのですが、内容は、想像とは違い、戦争のお話でした。 さくらというと、日本の象徴、幸せの象徴。と思っていましたが、戦時中では、それが戦意を高めるために使われてしまっていたのですね。 悲しかったです。 「せんそうだけは、ぜったいにいかん」というセリフが、ストレートに胸に迫りました。
投稿日:2020/10/31
原爆国であり敗戦国でもある日本は、どうしても戦争というと多くの方が亡くなり、「やられた感」が強いのは否めません。 でも、日本人も多くの方達の命を奪い幸せを奪ったのは同じこと。 戦争で怖いのは、愛国心からくる他国への敵対心なのでは、と思いました。 その時代に生きた人々は戦争に反対すれは愛国心がないとみなされる。平和を訴えることすら罪になった時代。 戦争とは何か、愛国心とはなにか、深く考えさせられます。
投稿日:2019/08/02
「日・中・韓平和絵本」というシリーズの1冊です。 少し前からのこの本のことは七て、気にはなっていましたが、なかなか手に取る機会がありませんでした。 想像していたのと、内容は違いました。 主人公は世界大戦の戦前に生まれ、幼年期・思春期時代は戦中戦後。それらを見てきた桜の木が最後に語って〆るというもので、 他にも戦中のお話などに触れている子どもたちなら、伝わるものを大きいでしょうが、この作品だけで、戦時中の大変さや戦後の平和な世を感じるのはちょっと難しいかもしれません。 たくさんあるせんそう関係の作品の1つとしてブックトークに使ってみるのはいいかもしれません。 それでも小学校高学年以上の子さんたちにお薦めします。 語り手が「さくら」になってしまうところで、こういうのより精神的に大人の方が理解できそうな気がします。
投稿日:2014/05/23
日・中・韓平和絵本です。 作者田畑精一さんの実体験でしょうか。 満州事変が始まった年、1931年さくらの光景の中に生まれたぼく。 さくらの光景の中入学した小学校の教科書にも、「サイタ サイタ サクラガ サイタ」。 もちろん、軍国少年として育つぼくですが、 病気で父が亡くなり、戦後、母とともに極貧の生活をするにつれ、 戦争を疑いだすのです。 もちろん、加害者としての日本も見つめて。 そして、戦後65年たって、桜の木が語ります。 戦争はいかん! そのセリフが重いです。 さくらの情景と一緒に語られる戦争、子ども時代の体験からにじみ出る言葉だからこそ、 子どもたちも感じ取ってくれると思います。小学校の平和学習にいいと思います。
投稿日:2014/03/28
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