「はるちゃんのぼんぼりぼうし」 大人が読んだ みんなの声

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
お母さんが編んでくれた赤い帽子をめぐるおはなし。
冒頭から、はるちゃんのうれしさが伝わってきます。
帽子にはぼんぼりがついていて、それが素敵なオノマトペとなります。
繰り返される「ぼんぼり　ぽんぽん」がいいリズム。
動物たちがやって来て、帽子を貸してもらって。
みんなで帽子を楽しむ、というのが温かい光景です。
もちろん、裏表紙の光景もしっかりチェックしたいですね。

秋から冬に読みたい、小さいお子さん向けの可愛らしい絵本です。
お母さんが編んでくれた、というのが、またいいですねー。
ぼんぼりが付いているとか、そういうことが小さな子供は嬉しくて好きなんですよね。
こんな帽子が似合うのは、子供ならではかも！ですね。

ふだんは私自身が絵本を見て癒されたり、和んだりしているのですが、
この絵本は夏休みに帰省していた孫たちと読みました。
遠方に住んでいるので、孫に絵本を読む機会は
なかなかないのですが。。
５歳４ヶ月の女の子は、「ももんちゃん」を知っているらしく
すぐに同じ作家さんだと気がつきました。
２歳８ヶ月の男の子は読み終えた後に
「ぼんぼりぼんぼん」という言葉を喜んでくりかえしていました。
わかりやすい絵本で子供にとって印象に残りやすいんでしょうね。
はるちゃんという主人公ですが、
ママ（私の長女）も　はるちゃんと呼ばれているのを
知っているので、孫たちは笑顔でした。
活発な孫たちですが絵本は大好きで
興味を持ってじっと聞いていてくれたのが印象的でした。
可愛い絵本ですね！

”ももんちゃん”の作者、とよたかずひこさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の帽子がとても温かそうで可愛らしくて魅せられました。主人公がお母さんから貰ったからこそ自信を持って歩く事ができるし、この防止のよさを皆にも伝えたいからこそ貸してあげるのだと思いました。お母さんの愛がしっかりと主人公に届いていて感動しました。お母さんの愛の偉大さを感じられる絵本でした。