「おーい おひさま！」 大人が読んだ みんなの声

熱い日が続いて動物たちがうんざりしていた時、うさぎのぴょんがおひさまにお願いに行くお話です。

暑かった日々から、雲がかかった曇り空の日が続きます。
動物たちが困っていることが、今までカラーページからモノクロページに変わることで、情景や心情がとても上手く表現されているなと思いました。

太陽の恵みに感謝するとともに、季節にあった体験ができることにも気付くことができる絵本でした。

西村さんの絵に目がとまり読みました。
面白いです！
暑い日もあるけど、でも夏は暑いものだから良いじゃないか。そんな雰囲気が絵から伝わってきて、みんなですいかを食べたりしているのが美味しそうでした。
おひさまの役割を学べて、重要性を感じられます。

もうれつに暑くて、「あつい、あつい」と、何度も言ってしまう今日このごろ。まさに、まわりの人との会話も、この絵本とおんなじ。
確かに、あんまり、ぎらぎらとてりつける日々が続くと、おひさまに文句もいいたくなります。
ですが、おひさまがでなくなると……。
少し前の、梅雨の間、まさに、こうだった。
洗濯ものがかわかない、野菜がそだたない、暗い気分になるなど、まさに、おんなじことを言ってた自分。
おひさまがでてくれて、ありがたいのに、つい忘れてしまう。反省です。

夏の絵本は夏に！なんて思っていましたが，この絵本，私は１２月初旬に読みました。
寒くなってきてお日様の暖かさを身に染みて感じる季節だったので，この絵本の中盤からのお話に共感してしまいました。
そして暑い夏を恋しく思いながら読みました。
私もお日様大好きです！！
雨の日も大事ですが，気持ちがいいのはやっぱりお日様のお陰ですものね！

私もぴょんのようにあまりの暑さにおひさまに向かって「あつすぎる！」と文句を言いたくなる時があります。ぴょんの気持ち、わかります。
あついと怒られて素直におとなしくひっこむなんてこのおひさまはけっこう繊細に感じました。
おひさまは出ないは出ないでやっぱり困るんですよね。

今年の夏は　本当に暑くて　暑くて　毎日「暑いね〜」　「今年は異常な暑さで　しんどいね〜」　こんな会話が　私たちの日常会話でした

子供たちは　どう感じていたのでしょう？
大人と　元気な　子供（学生）は元気さが違いますよね？

　この絵本は　おひさまが暑くて、暑くて　あんまり暑くてみんな困っていたので、　うさぎのぴょんは　おひさまにお願いに行くのです。

しかも　怒りながら・・・「やい！　おひさま　あつくするのは　やめてくれ」
おひさまは　かなしそうに　かくれてしまうのです
みんなは　ほっとするのですが・・・
やっぱり　お日様がいないと・・・みんなが気がつくのですね

本当ですね　　おひさまのありがたさ　　この世にお日様がいないと　大変ですね
それにしても　　最近言われている　温暖化はちょっと困ったことですね
このお話は　そんな　温暖化のことも作者は　思われていたのですかね？

なんともすごい題名です。
猛暑が続いた今夏を過ごしただけに、実感があります。
お日様がジリジリの日が続き、みんなは暑さにうんざりなのです。
そこで、ぴょんがお日様に抗議するわけです。
悲しそうに分厚い雲に隠れたお日様。
でも、それも何日も続くとみんな元気がなくなってしまうのです。
もちろん、ギラギラのお日様は勘弁して欲しいですが、
やっぱりお日様はありがたいものです。
そんなことを改めて実感させてくれます。
そう、夏は暑いけど、それはそれで、暑い夏だからこその楽しみがあるということです。
なかなか奥が深いストーリーでした。
西村敏雄さんの絵が、なんとも味わい深かったです。

「そうそう！！そうなんだよねえ！」と頷きながら読みました。
この絵本に登場するのは動物さんたちですが、人間の世界でもおんなじです。
暑いとお昼寝も出来ないし、仕事をするにも大変だし・・・。
それで街では、「今日も暑いですね」なんて言葉が交わされる。

私も、あまりにも暑い時期には「早く涼しくならないかな」って思うのですが、
いざ曇りの日が続くと何だか憂鬱な気分になってしまったり・・・。

お日様の大切さを、分かりやすくシンプルに、大胆に表現した楽しい絵本です。
「なつは やっぱり こうでなくっちゃ！」

お日さまにぴょんが謝って、皆で西瓜をほお張って食べているシーンにほっとしました。夏は、暑いから井戸で冷たく冷やした西瓜が美味しかったんだと思いました。畑で採れた西瓜を朝から井戸で冷やしておやつに家族で食べた西瓜が本当に美味しかったと懐かしかったです。ぴょんのようにお日さまに感謝しました。毎日暑ければｸｰﾗｰの中の生活だったのでお日さまに文句を言うことはなかった私ですが、この絵本を読んで夏っていいなあって思いました。