前々からチェックしていたもので、一度本屋でパラパラっと見たことはあったのですが、正直、その時は何とも思いませんでした。絵本ナビでも好評価ですし、再度(借りて)見てみたら、皆さんのおすすめ通り、やっぱり良かったです。
おばあちゃんから頼まれて、さきゅうまちからやってきた キツネのぬいぐるみのこん。
あきが生まてくる前からずーっと、あきの事を見守ってきました。生まれてからも同じ、あきの成長を見守ってきたのです。 あきが大きくなるにつれ、だんだん古くなってきたこんは、おばあちゃんに治してもらおうと、あきと一緒におばあちゃんの家へ出かけます。
旅先でさまざまな困難にあっても、『だいじょうぶ だいじょうぶ』とあきを励まし、あきを守り続けるこんに心打たれました。 ボロボロになってしまったこん、今度はあきがこんを助ける番です。
無事、おばあちゃんの元へたどり着けます様に・・・。
女の子とぬいぐるみの出てくるお話なので、男の子には受けないかな・・・と思っていましたが、読み始めると息子も身を乗り出し、こんとあきを応援していました。
他者を思いやる気持ち、物を大切にするということ・・・こんとあきは色々なことを教えてくれます。