【内容】
ピーナッツの登場人物、それぞれの大好きなお料理のレシピ集。左側にレシピ、右側に四コマ漫画。欄外には谷川俊太郎の気の利いた日本語訳。
前菜からデザート、駄菓子や飲み物まで、いろんなアメリカの味が楽しめる一冊。
【感想】
料理本だが、料理の写真はありません。
漫画を見て、レシピを見て、想像力を豊かにしながら、出来上がりを楽しめる一冊です。料理の腕前は、「並み」以上の方向けかも。レシピが大雑把な感じなので、自分の解釈や感性を生かして、ピーナッツのキャラクターたちのように、個性豊かに、オリジナリティを発揮して、挑戦してみたい。
アメリカに行ったことはないけど、アメリカのおおらかな感じが伝わってくる。あまり海外に行ったことがないので、アイスクリームをソーダ水に入れるとか、チョコレート味のどろどろのドリンクとか、解読不明の未知の味わいに大いに驚いた。
容赦なくバターやクリームを使い、ハロウィンや感謝祭のお食事会にも対応できるツワモノ料理ぞろい。漫画と一緒に、レシピを楽しむという、面白い読書体験ができた。何かつくってみよう。