8歳の息子、3歳の娘と読みました。
主人公の男の子のパパは、悪役プロレスラー。
そんなパパを誇らしく思う気持ち、
そしてみんながパパを応援してくれない悲しさ、
パパが勝ってもゴミを投げつけられる悔しさが
とてもよく描かれています。
自分のパパをとても誇らしく思う気持ちは、
8歳の息子には非常によく、共感できたようです。
でも、どうせならパパがヒーローだったらいいのにな・・・。
と思う気持ちも、息子には、とてもよく共感できたと思います。
試合が終わった後の、わるものチャンピオンのパパの
堂々とした姿に、親の私も心を打たれました。
職業に貴賎なしというほどではないですが、
どんな職業でも、パパのことを誇らしく思う息子で
これからもあってほしい。
そんな願いがこめられているかのような一冊です。