あかちゃんおうさまは、うまれてすぐにおうさま。
みんながなんでもやってくれて、それが「あたりまえ」だといばっていました。
でも大きくなるにつれてお世話をしてくれる人がだんだんいなくなります。
泣き出してしまうおうさま...。
あかちゃんおうさまは働くようになり結婚してあかちゃんができました。
大切におうさまのように育てたけれど「おれはおうさまだぞ」なんていばらないように時々つよくしかりました。
そして、あかちゃんおうさまはからだがよわくなって...
あかちゃんが生まれたとき、かわいくてかわいくて王様、王女様のようにあつかって手をかけて育てますよね。
だけど甘いばかりだと一人で生きていけなくなっても困るし...。
大人になって、年を重ねて気づくこと。
周りに助けてくれる人がいることのありがたさ。
私たち大人がまず気づいて、今のうちから感謝の心を持ち続けていければ、世界はまあるい心でつながるんじゃないかな。
子育て真っ最中のお母さんたちに是非声に出して読み聞かせて欲しい納得の絵本です。