エリック=カールさんならではの美しい色使い、この本でも健在です。
このお話は、1月・2月と進んでいきますが、最初はなぜそんな作りなのか「???」だったんですが、最後に理由がわかりました。
海の中のいろんな生き物を知ることもできるし、お話もよくできています。でも2歳の息子にはちょっと早かったようです。
最後にはせっかく集めたお友達とさよならしないといけない・・・でも友達を知ったやどかりは強くなりましたね。
この本を読んで、転校生を経験した頃を思い出しました。
あのころの私は、言葉も違うところへの引越しで積極的に友達を作ることが出来ず、ツライ日々を過ごしましたが(人見知りが強いと言うこともありましたが)、そんなとき、この本に出会っていたらなにか違ってたかなぁ?
この本は転校するときや、学年が上がってクラス替えをするときなんかには読ませたい本だと思いました。