2006年1月25日 初版発行と書かれている絵本。我が子を育てている時に、この絵本は存在していなかったんだなあって、あたりまえのことながら、残念に思った一冊です。大人の手のひらサイズの絵本で、色合いが抜群で、言葉もすっきりしていて、小さい子供にぴったりの絵本だと思います。1ページずつ厚い紙で仕上げてあるので、小さい子供にもめくりやすく、遊び感覚で手にすることでしょう。ある冊子で読んだのですが、作者の三浦太郎さんは、初の絵本がスイス出版社から、次がイタリアからと、日本より先に海外デビューされて、今、世界でも注目の若手絵本作家さんだそうです。ご自身が子育てを楽しんでみえるから、こんな絵本が作れるのでしょうね。これからが楽しみです。