この絵本は、食べ物の好き嫌いの激しい妹の為にお兄ちゃんが工夫をこらして克服させてあげる絵本です。我が家の息子も好き嫌いがとても激しく嫌いな物は絶対口にしません。親である私自身も好き嫌いが激しい方なので無理強いする事も出来ません。この絵本では、お兄ちゃんが妹の嫌いな食べ物に別の国の食べ物だとうそをいって興味を持たせることから始まります。人参は木星から来た「えだみかん」と教えたり豆のことを「あめだまみどり」と教えたり・・・結局お兄ちゃんの努力のかいあって妹は自分から苦手な食べ物を口にすることだ出来るのです。私自身、ただ子供に対し「食べなさい」ではいけないのだと教えられました。子供には嫌いな食べ物に対し何か興味を持たせて親自身も工夫しなければいけないんだなあと感じました。好き嫌いのない子なんてそうそういないと思います。お母さん達にとってこの絵本はとても参考になると思います。