西村さんの作品のファンなのでこの絵本も選びました。とても楽しい絵本でした。娘はチータカチータカ、スーイスイ、ガオーという音にとても反応してその音を聞くたびに目を輝かせ声をたててけらけら笑っていました。色の使い方も明るいものが多く娘の心をとらえたようです。私は楽しさもさることながら壁紙や御爺さんおばあさん、街並みも面白いなあと違う事に興味が行きました。そして、最後のシーンが考えさせられました。森に楽団が帰ってゆくのです。大人が見えていなくても子供だけが見えたのはこの為だったのかと思いました。最後の最後できづかせるなんて!と息をのみました。