かわいくて、へんてこで、かっこよくて、ばかばかしくて、ちょっとこわくて、まぬけで、なごめる、「アランジブックスの中の一冊です。
いや、大好きなんです。
ホント好きなんです。「わるもの」
アランジ・アロンゾのお二人は、大阪で雑貨のお店をやっていたり、
(絵本もたくさん出ています)
誰もが知っているキャラクターのデザイン(最たるものが、モリゾーとキッコロ)をなさったりしておられる方なのですが、
数々のキャラクターの中で、私が一番好きなのが、この「わるもの」なのです。
わるものは、キャラクターたちの中でも、高い人気を誇る人物(?)です。
ぱっと見た限りは、「なんじゃこりゃ」と思うようなキャラクターなのですが。
でもその「なんじゃこりゃ」加減に惹かれている私のような人が、たくさんいるのでしょうね。
とにかく、楽しい絵本で、私自身もお気に入り。
でも、マンガ絵本で、ウィットにとんだ部分も豊富なので、小学校高学年から、大人の人向けだと思います。
小学校中学年の姪によませても、「?」というかんじだったので…
(この本ではありませんが、このシリーズの別の本を幼稚園児の息子にむりやり読み聞かせた私は、結構大物かしら?)
それにしても。
「わるいゆめ」というタイトルのお話があるのですが、
「子供の頃の自分ががっかりした顔でこっちをみてるゆめ」なんて、
本当に見たくないなあ…