クジラにたどり着くのがメインテーマか、様々な場所に住んでいる動物たちが一緒になって大きな動物を探しに行くことがメインテーマか、ちょっと分かりかねるのですが、登場する動物たちの組合せがとてもユニークです。
世界で一番大きいのがクジラだと伝えるために、世界中(?)の動物たちから代表者を選んだのでしょう。
それにしても、ねずみ、カエル、カワセミから、犬猫、とら、シロクマ他の動物たちが、 町から自然界から、動物園から、北から南から、仲よく旅する姿が、ユーモラスでもあり微笑ましくもあり、一体感があってとても良いと思います。
ニコラ・ベイリーの、猫を主人公にした絵本を前に読みましたが、動物の絵を描くのにピッタリの作家だと思います。