読んでみて、私が大好きになりました。
たぶん、近いうちに購入してしまうでしょう。
おおきなおおきな木に開いている穴。
そこで眠ると、みんな体も心も元気になって帰って行きます。
うさぎ、きつね、くま・・と読み進めていて
「こんな木の穴、があったらいいなー」
と、登場人物に対して、「ウラヤマシイ」気持ちで読んでいました。
旅の若者が、木に言われている言葉は、まるで自分が言われているような気分になり、ひとことひとことが、とても心に響きました。
そして、読み終わったとき、私の心にも力がわいてきました。
読んでいるうちに、お話の中に入り込んでしまったようでした。
私にとって、この本が、”おおきなおおきな木の穴”です。
是非、近くにおいておいて、迷ったり、疲れたりしたとき、本を開き、この”木の穴”で休みたいです。
そして、自分のためにも、次の世代の子供のためにもしっかりと根っこをはりたいものです。