この絵本の中には、はぐろとんぼ、おにやんま、きいととんぼ、ものさしとんぼ、まだまだたくさんのとんぼが出てきます。それから、他の虫たちや植物だって、いっぱい登場します。水辺はホントに豊かですね。
その昔、小さな水たまりにだって、あめんぼやみずすましがいました。
今は、どこもかも舗装されてしまって、水たまりを見つけるのが大変!
自然にふれるために、自然を探しに出かけなくてはいけない現代にあっては、自然とのふれあいもほとんどなく、成長してしまう子供たちもいるんでしょうね。
せめて、絵本の世界の中だけでも、知って欲しい。
小さな命が身のまわりにもたくさんあるんだということを・・・。