ブログで知り合ったお父さんが紹介されていて、息子が喜びそうだなあと思い借りてきました。すでに絶版されているのがすごく寂しいです。
お話はクマの子がいじわるキツネが落とした青のクレヨンで、電車の絵を描きました。すると次の日の朝、突然電車が動き出して・・・
「がたごとごーごー」というリズミカルな音ともに、電車がどんどん走り出す姿は爽快。
息子も一緒に「がたごとごーごー」と口走っていました。
いかにも気弱そうなクマ(猪にもみえる?!)と意地悪そうなキツネ。
でもね「もう満員だから乗れないよ」といったときのキツネはとっても寂しそう。
本当はすごく寂しがり屋で、クマと仲良くしたいのに、つい意地悪をしてしまう。
好きな子に意地悪をしてしまう、子供の特徴そのものかなあ。
そしてそんなキツネとクマが仲良くなるきっかけをお空が作ってあげたようです。
素敵な友達関係を描いている絵本でした。
乗り物好きな子はもちろん楽しめるでしょうし、友達関係とかに悩んでいる子にもおすすめです!