実在の女性を元にした絵本。
エリザベスは、大の本好きで、いつでもどこでも本を読んでいます。
お年頃になっても、おしゃれな服なんて目もくれずに、とにかく本を買う!
とうとう、家に入りきらないくらいの本に囲まれて、
エリザベスは、蔵書のすべてを街に寄付し、
その本でひとつの図書館が街にできます。
そして、毎日エリザベスは図書館に通って、やはり本を読みます。
こんな風に一途に、一生ひとつのことだけを好きになって生きていけるのって、とても幸せなことだし、
一種の才能だなぁ・・・と思います。
私も本が好きだけど、他にも好きなものがいっぱいあるし
服だって欲しい、美容院に行きたい、かわいい食器買ったり・・・新しいオーブンほしいな・・・
パソコンだって最新とまでいかなくてももっとイイのがほしい・・・。
とてもじゃないけど、エリザベスに顔向けできないくらい、浮気性です(笑)
それに、我が子がエリザベスのように、ひとつのことばかりに熱中していたら・・・
果たして「たまには外で遊んだら?」とか言わずに、見守ってあげられるかな?
いや、きっと、口出ししちゃうだろうな^^;
そう考えると、エリザベスの親は、子どもの好きなことを存分にやらせてあげて、エライよなぁ。
とてもキレイな絵で、夢中になって見てしまいますよ。