昆虫の擬態を写した写真絵本です。
虫が、まわりの葉っぱや木の幹などとそっくり!見分けがつきません。それから、羽の模様が、ふくろうやおサルの顔に見えちゃう蝶や蛾もいるんです。とにかくすごい。
虫が上手にまわりのものに溶け込んだり、他のものに見せる様子には、驚くばかり。いったいどういうこと?不思議で仕方がありません。忍者顔負けですが、虫たちは、身を守るため、進化の過程でこうなったんだそうです。
著者の今森さんは、あとがきで、更にこんなことをおっしゃってます。〜昆虫たちには独自の美意識がそなわっていて、凝ったオシャレを楽しんでいるのではないか〜。
なんだか夢がありますね。理由はともあれ、自然の不思議と楽しさを満喫できる写真絵本です。特に虫が好きな子どもさんには、ぜひ、見せてあげたいですね。