長女が図書館で選んできた絵本です。
お庭で土いじりをしたり、花や野菜を育てるのが好きなので
しゃべるというタイトルに興味をもったようです。
ブライディさん、イギリスから船でアメリカに旅立つときに
実家にあるものの中から選んだ “持っていくもの”がシャベルだったそうです。
シャベルひとつで耕して、畑にして、
結婚して、子供が生まれて、農場を作り
そのすべてが淡々と描かれています。
淡々と語られているところがまた静かに訴えかけてきて
とてもパワーの絵本でした。
静かに読んでいた長女でしたが
火事で焼けても、燃え残ったシャベルに木のもち手をつけてまた甦らせる、
力強さを感じてくれていたらいいな。