納屋から取り出したたった1本のシャベルと共に人生を送ります。
シャベルを見て自分の両親に感謝しながら、シャベルをお守りとしてい
つも一緒に手元に置いていたのだと思います。勇気のあるブライディさ
んでも一人で大海原を渡る船に乗り込むのは、心の中ではきっと不安で
いっぱいだったと思います。働いて働いて本当に働きづめの人生だった
かもしれませんが、孫たちと一緒に傍にシャベルが置いてあるのが、落
ち着くのでしょう・・・・ 火事で柄の焼け落ちたシャベルを見つけ、
林檎の枝でシャベルの柄をつけたブライディさんに強い女性、逞しい女
性を思いました。どん底から這い上がる勇気をもらいました!