5歳と7歳の我が子と一緒に読みました。
手袋を貸して!とせがむ妹にお姉ちゃんは快く手袋を貸してくれます。
次のページで、片っぽしか貸してもらえなかった事実が判明します(笑)
めげずに、もう片っぽ貸してー!と妹がせがみます。
この展開、親としては「仲がよい姉妹やねぇ」としか感じていなかったのですが…我が子達は「ふふふっ」とイタズラっぽく笑いながら顔を見合わせています。
子供目線ではウケるところだったのね…。
気が付かなかった事が悔しくもあり、ちょっぴり寂しくもありました(T_T)
手を繋ぐシーンは、照れくさそうに顔を隠しながら見ていました。
ここ感動するシーンやねんけど!と(関西人の私は)突っ込み入れそうになりましたが、それが冷やかしの感情から来ているものではないと感じたので、そっとしておきました…。
例えば、「お母さんはあなた達を愛しているわよ!」とハグしたら恥ずかしがった…そんなシーンなんやなぁ、と思いました。
子供って、ツンデレですからね(笑)
ラストのみんなで手を繋ぐシーンでは、内心「歩かれへんやん」等とツッコミが入らないか心配していましたが、そこは素直に感動してくれていました。
最後まで読み終えて、「歩かれへんやん」とか意地悪な考えを少しでも持ってしまった自分に反省していると…
「ちょっとページ戻って!」と子供達。
「オオカミやのに、ヒツジとヤギが手を繋いでる!」
「ホンマや…」
ラストシーンの大団円、実はもの凄く意味があったんですね。
「お兄ちゃん、ニンゲンもおるで!」
「どこどこ!?」
子供達の感受性と発見力に、嬉しい気持ちと共に、ちょっとジェラシーを感じながら…(笑)
一緒にワイワイ絵本を囲んで、くっついて、温かい気持ちになりました♪