いろいろな「のぞく」が楽しめる絵本です。
ちょっとレトロな雰囲気のモノクロ写真、その写真に楽しく合わせた文章、そして切り抜かれた不思議な絵。
それぞれ違う作者なのに、ちゃんと「のぞく」で統一されてまとまっています。
私もそうなのですが、2歳の娘も結構のぞきます。
写真にもあるような排水溝で、いつまでも小枝をさして遊んでいたり、雨の後にはジャージャーと流れる音を楽しんでいたり。
よく見えないけれどその先にあるものに興味津々なんですよね。
のぞく行為は好奇心からうまれます。
娘にはこれからも好奇心をもって、自分の世界をどんどん広げていってもらいたいと思いました。
そして、印象的だったのが、穴を降りていくと地球の反対側に行くのかなというところ。
私が子供の頃、同じようなことを考えていました。
そんな穴があったら、ストーンと落ちて、地球の反対側にポッと出てくるって。
子供の考えることって面白いですよね。自分のことですが・・・笑