小2の長女が検索して探してまで借りた1冊です。
表紙のタイトルからして、もうすでに逆さま!
私が訳者だったら 「アベコベさん」 じゃなくて
「あまのじゃく一家」 とでも名づけたくなるような
トコトン、逆さまに徹する一家のお話です。
(いやいや、やっぱり「アベコベさん」が適訳です♪)
みんなが起きている時間に寝て、みんなが寝る時間に起きてくる。
食卓はベッドで、お行儀の悪いこと! 文字も数字も…何もかも逆さまなんです。
一番 傑作だったのは、
湯船にはお湯を入れないで、洗い場にお湯を溜めている場面。
蛇口も 当然のように洗い場を向いています。
そんな一家に、お隣さんが留守番を頼みます。
お隣さんは ごく普通の人。そこで 何が繰り広げられるかは…
読んでからの、お楽しみ♪ (*^m^*) フフフ…!
ラストで、アベコベ一家のお父さんが
「世の中には いろんな人がいるんだ」と言う場面があるのですが、
その言葉、そっくり ご一家にお返しします!