ほらあなの奥にいるヒグマの目線で、お話が始まります。
雨降りのなか、ほらあなに駆け込んできた、シマウマ、ヘラジカ、ライオン、ヒツジ。ヒグマがいるとは知らず、またヒグマがそのときものすごく機嫌が悪いとは知らずに・・・。
最初は機嫌の悪いヒグマに追い出されるものの、なんとか雨宿りのためにほらあなにいれてもらおうと、動物たちはそれぞれ知恵を絞ります。しかし、それはますますヒグマを怒らせる結果に。そこで、見ていただけのヒツジがある行動にでて・・・。
ぷんぷん怒っているヒグマが描かれた表紙が目をひきます。大きな絵本にそれぞれ動物たちが表情豊かに描かれ、お話の内容も分かりやすく、みんながハッピーエンドになる結末、遠くからも見やすいので、大勢での読み聞かせにもおすすめです。