ナチスドイツがパリを侵略していた時に、パリにある大モスクでは、ユダヤ人を匿っていたそうです。イスラム教徒がホロコーストで強制収容所へ送られるユダヤ人を助けていたという話は初めて知りました。
今は逆に、ユダヤの国イスラエルが建国され、パレスチナ人(イスラム教徒)たちを抑え込んでいます。一筋縄ではいかない問題であるとは思うのですが、かってこの本に書かれていたように同胞として共存していた時のように、平安が訪れることを祈って病みません。
個人的には、描かれているモスクのモザイクタイルの壁とかが本当にモロッコにあるモスクとそっくりで、うっとりとしてしまいました。誰もが虐げられない世の中になってほしいです。