私はムーミンアニメの世代で、実は原作を手にしたのは初めて。
フィンランドのものだとは知っていましたが、(原作はスエーデン語)子供の頃に海外旅行のお土産にもらったムーミンクッキーのイラストは正直怖かったです。
このお話もアニメ版で大好きだったので読んでみようと思いましたが、全然違いますね。
これがトーベ・ヤンソンの世界か、と思いました。
冬眠からさめたムーミンが山の頂上で不思議なシルクハットを拾ったことからお話が始まります。実はこの帽子、不思議なものだったのです。。
シンプルな色彩とイラスト、自由な発想が素敵な絵本。異国のものに触れるのっていくつになってもドキドキしていいものです。軽いカルチャーショックを味わうことが出来ます。
ストーリーが始まる前のページにあるキャラクター紹介も楽しいです。