この本の広告を見て食いついたのは子供ではなく母である私。
実際に本を手に取って中を見ると予想通りの素敵な絵本!
春に引っ越ししてから冬になるまでの、子供たちと庭の草花の1年弱を描いたお話。
何かすごいドラマが起きるわけではないけれど、自分たちで好きなように荒れた庭に手を入れ、自然と交わりながら暮らしていく姿がたまらなくエキサイティングに感じられます。
自分自身がずっとマンション住まいなので余計羨ましく感じるのかも。
この絵本、一つ意外だったのは私だけでなく子供たちにも受けが良かったこと。淡々たお話のようだけど、その分、お隣の友達やリンゴの木との会話、マヒワの死などのちょっとしたエピソードが際立つようです。
自分で楽しむのもよし、子供や大人の友人知人へのプレゼントにもぴったりの1冊だと思います。