なんともほのぼのした父と子の絵本です。
お父さんの「えいっ!」の号令で信号は変わるし、空には星が出ます。
くまの子は「ぼくのとうさんなかなかだなぁ」と感心します。
空の星は思い通りの場所には出せないこと、月は忙しいから晩御飯の後にしか出せないこと、など大人の事情を垣間見せながら帰路につきます。
電車の中でくまの子はなにを考えていたのでしょうか。
「ぼくの大好きな人をだすよ」といって自宅の呼び鈴を「えいっ!」とピンポン♪
「おかえりなさい」とおかあさん。
「なるほどなぁ。」とおとうさん。
なんだか心が暖かくなりました。いい絵本ですね。