小林豊さんの絵本だと思って手にしました。
表紙をよくよく見るとたもを持った少年たちが歩いているので、夏の絵本とわかるのですが、夏休みの絵本とは開くまで気がつきませんでした。
何といっても絵がいいです。こういう本、私は好きだなあと思いました。
派手さはありませんが、古き良き時代の町並み、少年たちの楽しそうな様子、ある種の懐かしさを感じ癒されました。
「夏休み」「虫とり」「花火」といくつものキーワードでセレクションができそうな本だと思います。
私は東京の地理にはうといのでわかりませんが、東京在住の方ならどのあたりの風景か思い当たるかもしれません。
大人が夜に一人で読むにも向く本だと思います。