言葉をこんな風に具象化することができるんだ〜と、目からウロコでした。
「イトウくん」という名前って、意外と遊べるんですね〜。
高畠さんのイラストもすごくストーリーに合っているし、グイグイ引き込まれました。
ただの言葉遊びと思って読んではいけません。楽しい言葉遊びの絵本です。そして、ちょっと頭を使わないといけないので、あまり低年齢に読んでもこの本の面白みは感じられません。
4年生以上くらいがお薦めです。
イカが登場するときの景色が海辺っぽいし、イトウくんはいかにも夏っぽい服装ですし、最後にはスイカも出てきます。表紙絵の背景にはストーリーには登場しませんが、なぜかたくさんのトマトが…。
ぜひ、夏の暑い時期に読んでください。