「エコ育」というテーマの絵本。
(「エコ育」っていうのはたぶん“絵本ナビ”から生まれた造語ですよね?)
エコの心を育てる絵本。
このテーマにジャンル分けされてる作品群を見てみると、今まで結構読んでました。!(^^)!
さて、この作品ははたこうしろうさんが描かれた。子どもたちの「遊び場」はどこ?と、子どもたちよりも、むしろその環境を整えなければならない今の大人たちに向かって解いているような作品だと感じました。
そして、これから大人になっていく子どもたちに、次世代の子どもたちが遊ぶ場所・触れることのできる自然はどこにあるの?と、聞いているような気もします。
“しんじにいちゃん”って、はたさん自身が子どもの頃近所にいたお兄ちゃんの象徴でしょうか?
このしんじにいちゃんとぼくたちが、外で遊んでいる時代設定は昭和の終わりころではないかな?と思います。そして、家庭内ゲームをして家の中で遊ぶ子どもたちが増える。外でこどもたちが遊べば「うるさいと」苦情が出る時代は平成になってから。そんな風に感じました。
子どもたちが外で元気よく想いのまま遊んだり、自然界のものに触れたりするには、この物語の後半にも描かれているように、山や森など、都心や住宅地から少し離れたところまで、わざわざ出かけなければならないというのは、なんだか変な感じがします。
大変読みやすく作ってあるし、遠目もききますので、読み聞かせにもお勧めですが、あまり小さいお子さん達よりも、小学校高学年から、中学生高校生など、これからの未来をきちんと自分で考える力を持てる年頃のお子さんたちに読んであげてほしいです。