息子が図書館から借りてきた本です。
タイトルから、「夜口笛を吹くと一体どうなるの?」と気になって
借りてきた様子です。このお話しの中では、
夜、口笛を吹くと○○○○がやってくる。そうですが、
私達のところでは「おばけが出てくる」とウワサが持ちきりですので
息子は、お話しの設定もとても気になるようで
一体どんな物が出てくるのか?楽しみで一気に読んだようです。
お話しの中で口笛を吹いてしまったミツオと、そのいもとのノンコ。
その2人のところにやってきたのは、なんとアヤシイ雰囲気たっぷりな
風呂敷包みをもった猫。その猫が話す身の上話もホントなのか、
ウソなのか?アヤシイ話しぶりだし、風呂敷の中の物も
どれも怪しげ。猫がどうしてこんなものを持ってるのか?
そんなところが不思議で、考えれば考えるほど息子はアヤシ〜って
感じたらしく、ミツオとノンコと猫の会話にいちいち
「そうだよ!おかしいよね〜」と、本に突っ込みをいれてみたりして
おもしろかったようです。
さて、この猫の正体は一体???
お話しの展開がおもしろかった分、ラストの部分も
なんとな〜くほのぼのとして、「まあいいか!」って
気持ちになってしまうところもこの猫の几帳面というのか、
優しさが出ていて、締めくくりもいい感じでした。
息子は、夜、口笛を吹いたら・・・と、○○が出てくるバージョン
等、いろいろなバージョンがあったらいいな〜って話してました。
「夜にくちぶえふいたなら・・・沖縄バージョン」みたいなものね!
それも楽しそうなので、続編出てこ〜い!!と、期待してみましょう。