作者の市川里美さんは1971年からパリ在住だそうで
その影響なのでしょうか、風景や人物などに外国の空気を感じます。
パリに住み始めてから、フランスの絵本に魅了されて
独学で絵を描き始めたそうなのですが、独学とは思えない美しい絵です。
不思議な国に迷い込んでしまったような素敵なファンタジーで
大人も子供も楽しんで読ませてもらいました。
市川里美さんはフランス・イギリス・アメリカの出版社から絵本を出されているそうで
1997年には絵本に貢献したことを認められて
パリ市長賞を受賞されていらっしゃるそうです。