服からとれたボタンが冒険する話は、いくつかありますが、
他の作品と大きく違うところは、一度は大好きなアンナちゃんの(服の)元に帰れたものの、
その後、アンナちゃんの成長とともに“思い出の箱”に入れられ、その他の思い出の品たちと、持ち主であったアンナちゃんの今後の幸せを祈っている。という終わり方には、今までにないタイプだな〜と、思いました。
絵を担当された岡田千晶さんは柔らかいやさしいタッチで、1場面1場面丁寧に描いてくれていました。
個人的にはこの方の描く<シロクマ>さんは好きです。特にアンナちゃんとメリーゴーランドにのっているシーンはとっても良かったです。