表紙絵のななちゃんの表情に惹かれ開きました。
パジャマ姿のななちゃんに届いた、おばあちゃんの手編みのカーディガン。
見たい見たいと、タンスの引き出しから声がして、中から洋服たちが出て来ます。
自分とピッタリだと言いあって、ななちゃんに試着を勧めます。
ななちゃんの可愛い試着が始まって、・・・・・・。
そうだ、そうだったなぁ〜、ズボンは、初め座って履いてたっけ。
Tシャツの前後を間違えることもあったなぁ〜。
自分でボタンをかけられるようになった時に、褒めてあげなかったな〜。
と、ちょっと反省してしまう私の子育てを思い出しました。
おばあちゃんからのプレゼントという嬉しい出来事が、ななちゃんの一人でやってみよう”という気持ちを後押ししてくれたんでしょうね。
掛け違いなんて問題にはなりません。
やろうという意欲、できたという達成感が、子どもたち自身の育ちにつながる大切な事なんだと思いました。