復刊傑作幼児絵本シリーズの中の一冊。
現在の絵本界をささえている豪華執筆者に描かれながらも、
出版元の倒産などにより、表にでることができなかった
「幻の名作」がシリーズとなり復刊されました。
約40年前ぐらいの作品ですが、古さなどまったく感じさせません。
松谷みよ子さんの文章もすごいのですが、
私も娘もこの絵にひきつけられました。
ネコの目の青色と鳥の青色。
はかないような せつないような あやしいような・・・
「ともだち」っていう微妙な関係を表しているのでしょうか?
いろんな角度から、いろんな感じ方ができる
奥が深い作品だと思いました。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】