うちの子は食事の時間になると急にダラダラとし始めたり、今日のごはんは何かどうか見に来てはすぐに嫌そうな顔をして、なかなか食べようとしてくれません。食事に掛かる時間は1時間ほど、でもそれでも殆ど食べてくれていないので殆ど食事を出した時のままのお皿で戻って来ます。
家でも毎日毎食そんな感じなのですが、休日に家族で遊びに行こうと思っても、レストラン等で食事を取るのも嫌がるほどで、じゃあハンバーガーとかは、と思っても全く食べてくれません。なので幼稚園でもお弁当とかおやつも殆ど毎日何も食べて帰って来てくれません。
うちの子は食事に対して物凄く何か嫌な思い出でも有るのかな、とかいろいろ考えてはいるのですが、原因も分からず困っています。なので、どうしても「ちゃんと食べてね」とか「早く食べなさい」とか決まり文句を言ってしまって最後には子供を叱ってしまっていたのですが、この絵本を見て子供の好き嫌いをなくすための大きなヒントが得られた気がしました。
うちの子に読んであげた時にはやっぱり自分とかぶる部分が多いのでそのせいか、あまり興味のない格好をしながら聞いていましたが、それでもちゃんと最後まで絵本が終わるまで隣で聞いていてくれたので、何か子供にも心に響くものが有ったのだと思います。
食事は毎日の事だし、好き嫌いだけでなく、全く食べようとしてくれないと本当心配でもあるし、困ってしまいます。なので、私にとってこの絵本は本当に私がもっと早く参考にしたかった、そして子供にももっと早く読んであげたかった、そんな絵本です。
毎日の事なので本当にお子さんの食事面に関して困っている方には、ぜひ読んで何かのヒントにしてもらいたいな、と思いました。