我が家の子供は小学校1年生になったばかり。
彼女のこの本を読み聞かせるにはまだ難しいかなという印象を受けました。
人の心情が描かれている絵本です。
音楽家一家に生まれ育った主人公,一般的な家庭とは少し離れた環境なので身近には取りにくいかも知れませんが,色々な家庭があるという意味では子供にもおすすめな本にも思いました。
私も親が共働きで,その上土日は稼ぎ時という職業だったため,休日も親と出かけたり遊んでもらうことはほとんどない環境でした。
なので主人公の気持ちもわかる部分も多く,「ぼくのなかのほんとう」というタイトルから「ほんとう」は何なんだろうと興味も感じました。
「ほんとう」,読み手それぞれの「ほんとう」を考えるキッカケにもなるのではないでしょうか。