忙しい音楽家の両親、
夏休み、少年は祖母の家での経験で
自分に気づく・・・というお話。
読んだのが私だから、でしょうが
恵まれすぎていて、ちょっと共感できませんでした。
親友といえる犬にマッディ、
会えないけど一緒に来たがっている友達もいて、
そのうえ、理解のある男性のヘンリーもいて
大自然で過ごせる環境にあるのです。
世に親の愛に飢えたり、
孤独を感じる子どもはたくさんいるでしょう、
これらが無い子たちがほとんどのような気がします。
彼の成長がわかりやすい描写と進み具合であり、
読みやすいです。
しかし、両親が音楽家、環境、
やっぱりファンタジーすぎてありえないという感覚が
先にきてしまいます。
夢なさすぎですかね・・・