作者のビル・ピートさんは,ディズニープロで数々のアニメ映画を手がけ,その後ディズニーを飛び出し,絵本作家になった人です。
ワンプという,とても気だての良い草食動物が住む星は,一面が緑の草原で被われた平和な星でした。
そこへ,バッチイ星からやって来たバッチイ人が現れ,ワンプの星を自分たちの考えている素晴らしい星へ変えようとします。
この絵本では,環境破壊が,取り返しのつかない結果ももたらしてしまうこと。そして,それを繰り返してしまうバッチイ人(人間?)の愚かさを,わかりやすく子供に教えてくれます。
息子がどのくらい環境破壊について,理解したかは分かりませんが,その大切さを少しでも感じてくれたらと思いました。
残念ながら,現在販売されていないようですが,図書館で見かけた時は,是非子供さんに読んで上げてください。