新美南吉の「ごんぎつね」が4年の国語の教科書に載っていますが、こちらはずっと短くて愉快なお話です。
私が子どもだった時、明治生まれの商人の人が「おあしが入っていますよ」と言いながら、ポチ袋を渡してくれたことがありました。半世紀前でも珍しい言葉だったので、印象に残っています。
今では、古典落語か時代劇でもないと耳にしない言葉ですね。
当然、5年生に「おあし」は???だろうと思い、簡単に説明をつけ加えました。
「下駄」や「お寺の小僧さん」なども、今の子どもたちには馴染みが薄い物でしょう。それに接することが出来るので、昔のお話の絵本はとても意味があると思います。