アンリ・ルソーという画家の生き方を初めて知りました。
40歳を過ぎて、独学で絵を学んだアンリ・ルソーは、画壇からは酷評を受けて、ヘタウマの画家と揶揄されたのです。
彼の作品を嫌いではない私は、アンリ・ルソーの生き方に魅力を感じました。
パリ市に入って来る人々から通行料を徴収するという、絵とは無縁の世界から画家の世界に入っていったきっかけは何だったのでしょう。
馬鹿にされても、認められなくても絵を描き続けたエネルギーは何だったのでしょう。
この絵本、アンリ・ルソーの紹介本ではありますが、人の生き方について熱く語っているように思いました。