「きんたろう」は、子どもが小さいうちに一度は読んでおきたいと思っていました。
「まさかりかついだ金太郎」という歌があるので、何となく知っている気になっていたのですが、読んでみると、おとうさんが雷で、おかあさんがやまんば。「へえー。そうなのかあ。知らなかった」と、読みながら「知らなかったわ」を連発。
知っているようで、今まで知らなかったエピソードが多くて勉強になりました。昔話で有名なものほど、読んだ気になっているものだということがわかり、子どもと一緒にもう一度昔話を読み返していきたいと思いました。
田島征三の力強い絵はきんたろうにぴったりです。