クレリアは、いもむしです。
クレリアが木の上で休んでいると、クモやバッタ達が休みにやってきました。
クレリアは自分の体を縮めて、寝る場所を分けてあげます。
朝、虫達が目覚めるとクレリアはいませんでした。
予想外の展開で終わります。
そうなんです。この後クレリアがどうなったかは、読者任せなのです。
絵本を読み終えたあと、話の続きを考えたりして、自分だけのクレリアを考えたらいいなと思います。
とても奥の深い作品だと思います。
息子は「蝶になって、とんで行ったんだ・・・」と言いました。
人それぞれ、いろんなクレリアがいていいと思います。
そういう事を考えるという事に意義がある気がします。