親戚でもないのに、同姓のコンビによる作品。
それだけでも、何なんだ!と思わせる第一印象ですね。
しかも、題名も、大泥棒の名前がヌスート???
ここに、ひょうきんな高畠純さんの絵が絡まるなんて、面白くない訳がありません。
大泥棒ヌスートに、王様から、盗めるものなら盗んでみよ、と挑戦状が届くのですね。
そこで、ヌスートが、ある図形をしたため、それを盗む、と返信しての騒動です。
盗まれるお宝が何か、という、一種の推理ゲーム。
もちろん、そうでしょ?の展開ですが、スリリングです。
しかもラストの幕切れといったら。
裏表紙の絵も気になるところです。
幼稚園児くらいから盛り上がりそうです。