おはなしかいで読みました。パッと見て5歳の女の子が「古い本だね」と。本は新しいものですが、風景が古い日本の景色に感じたようです。たしかにちょっとなつかしい雰囲気かな。みっちりと書き込まれた町の様子、家の内外を大人はじっくり楽しんでください。
全編が関西弁になっていて、よみきかせにはください。工夫がいりますが、これがいい味でした。丁寧な標準語ではきっとこの少年の心の機微が伝わりきらないでしょう。いいおはなしになり過ぎてつまらなくなってしまうでしょう。
少し大きくなった子どもたちがじっと聞き入ってくれました。子どものほんとの気持ちが詰まったおはなしです。
かあさん、ばあちゃん、ぼくとかばんの中身大公開のページも子どもたちとじっくり楽しむことができました。おススメです