とってもドジなとしお君。後で気づきましたが、これは作者のいわいとしおさん本人のことなのですね。
岩井さんといえば、あの有名な「100階建てのいえ」の作者です。
そんな岩井さんも、小さな頃にはそんなエピソードがあったのですね。
誰にも得手不得手がありますが、運動が苦手でもこうして、何か自分の好きなことが見つけられると、花開くのですね。
表彰状と24色の色鉛筆が、今のいわいさんの原点となったのかもしれません。
我が子にも、何か自分にはこれ!という一つ夢中になれることを見つけてほしいなと思います。
いわいさんのルーツが知れたようでとても元気がもらえた絵本です。より100階建てのいえな度に対する愛着が湧きました。