表紙で叫んでいるのは、穴におっこったオオカミ。
穴の底に子どもがいるのをみて飛び込んだんです。
子どもはさらりと脱出したものの、オオカミは穴から出られません。
「ここからだしてくれ〜!」というオオカミと読者が対話しながらお話がすすみます。はたして、オオカミを穴から出してあげることはできるでしょうか?
自分が本を動かして、その動作に本が答えてくれるのは、とても楽しいです。ページも厚紙でしっかりしているので、小さい子どもがジャンジャン本をいじっても大丈夫。
ただ、絵が少し分かりづらいかもしれません。
本に親しみ始めた小さな子どもむけの、インタラクティブな一冊。